たまご新聞「卵に由来する伝統色名」

たまご新聞「卵に由来する伝統色名」

広島県庄原市で採卵養鶏場を営んでいます、有限会社グリーンファームです。

弊社では感謝の気持ちを込めて卵を購入いただいた際の箱にチラシを同封しています。毎月異なるデザインを作成しているのですが、そのチラシを作るときに伝統色をチラシのテーマカラーにしています。いつも暦生活さんの記事を参考にさせていただいています。3月の色は「若緑色」。春先にふさわしい色ですよね。

そんな伝統色を探しているときに卵に由来する色を見つけたので、ご紹介します!

【卵色】たまごいろ
「明るい赤みの黄」と定義されています。江戸時代前期ごろに広まった色で、卵の黄身の色です。昔の卵はやさしい色をしていたんですね。(黄身の色について、詳しくはたまご新聞「卵黄(黄身)の色の違い」をご覧ください)

【鳥の子色】とりのこいろ
「赤みがかったごく淡い黄色」とされ、鎌倉時代から広まった色で着物の色にも使われていたようです。鶏の子(雛)の色ではなく、卵の殻の色です。現在の白玉の基準からすると着色卵と言われてしまうくらいの黄色ですね。(殻の色については、たまご新聞「先祖返りの卵(着色卵)」もご覧ください)

そもそも日本の伝統色とは、「日本文化特有の色彩感覚に基づいた色、また過去の歴史資料において出典がある日本固有の伝統的な色名称を含む千百余の色を指す。」(Wikipediaより抜粋)

昔から、卵が身近な食べ物だったことがわかりますね!